Rehab(リハビリ)3
Rehab1と2は1回目のRehabの時の記事です。
internationalmarriage.hatenadiary.com
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そして今回の3は、旦那が2回目のRehabに行っている間の出来事です。
私は前回の日本帰国以来、仕事を休んでいました。なので基本フリー。
できるだけ毎日何か予定を入れようとしました。
友達と連絡をとりランチ
ネットで依存症関連の記事を読む
家の掃除、片付け、いらないものの処分など精力的に行う
自分の行動範囲を広げる
など・・・
いくつかとりあげてみると、
旦那の友達Bさんとランチをした時の話
Bさんのお母さんはアルコール依存症です。
家族としてどう対処してるかとか聞きたかったのでうちでランチをしました。
アメリカでは屋外での飲酒は基本的に禁止されています。
そして公共の場で泥酔して他人に迷惑を及ぼすような状態まで行くと逮捕されます。
Bさんのお母さんは飲酒運転、泥酔などで何度も逮捕されているとのこと。
その度にBさんが警察に迎えにいかなくてはいけません。
どんなに家族が怒っても、お願いしても、泣いても、これは治らないのです。
依存症の人は、たとえ最も愛している人を悲しませているとしても、それを理由にはやめれないのです。
愛と依存症は別問題なのです。
それでもBさんはお母さんを見放すことはありません。
いつも神に祈りをささげているそうです。
Bさんはとても明るくて、いつも前向きです。
そんな彼女もつらい思いをしていて、それでも人生を楽しんでいて、私も見習わなきゃなと思いました。
現時点で依存症の事を話してる日本人の友達は4人。
1人は割と近くに住んでいるのでランチをしながら相談にも乗ってもらってます。
同じ文化で話ができるので共感できるし、日本語での会話なので、私にとってはとても大事な時間となっています。
ネットで見つけた家族の会
ネット上では、やはり英語の記事が圧倒的に情報が多い。
ただ、英語を読むのはかなり疲れるし、結構辞書で調べないといけません。
日本語のサイトのほうが断然読みやすいんですが、情報量が限られます。
日本だと圧倒的に多いのがアルコール依存症。
薬物となると結構限られます。
日本人の感覚で、同じような境遇の人の意見とか聞きたいなーと思っていろいろブログを読んでいる時にある方のブログで家族の会があるというのを知りました。
さらに検索して、薬物依存者の家族の会を発見!
最初見つけたのは日本の会でしたが、もとはアメリカ発祥で、調べてみると各地でミーティングが行われている。
そして見つけたのです、車で10分もかからないところでミーティングがあるのを!
そのミーティングがNar-Anon(ナラノン)でした。
Nar-Anonについては後日、記事を書こうと思ってます。
家の掃除
普段からしてる掃除に加え、車庫の整理整頓、庭の手入れ、不用品の処分。
車を含め、以前薬を隠していた場所なども確認し、ライターやライターの詰替え燃料の缶など処分しました。
今や時の人「こんまり」この時Netflix観てました!
服のたたみ方とか真似してます。
自分でできることは自分で
私は運転するのが嫌いです。基本緊張します。
事故を恐れて近場でしか運転せず、少し遠出の際はいつも旦那と一緒。
ただ今回を機に、もっと旦那に頼らず行動できるよう努力を始めました。
車のオイルやスプレー缶など家庭で出る化学薬品廃棄物をHome Chemical Collection Centerに車で持っていき廃棄
フェンスのペンキが剥げてきたので塗りなおすため、Home Depotへ行き必要なものを購入、そしてペンキも1人で塗りなおしました。
スーパーも、近場のものだけでなく、WalmartやTargetなど、そんなに遠くはないけどいつも旦那としか行かなかったショップにも一人で買い物に行くようにしました。
家はすっきりするし、達成感も味わえるし、ストレス発散や前向きな気分になれます。
1回目のRehabでは携帯使用禁止でしたが、今回は20:00~22:00は使用可能でした。
なので毎日彼と落ち着いて話せる時間があったんですが、今回はうつがひどかったのか、後半は彼は気分が不安定になっていました。
「もうここにはいたくない。早く帰りたい。スタッフは対応が悪い。彼らは患者のことなど気にかけてない。」
ということを結構愚痴っていて、結局最後までやり終えたんですが、その間彼の友達にも私からテキストして彼を励ましてもらえるようお願いしました。
今回2回目ということもあり、1回目の教訓を活かし、今度こそ大丈夫!
というか、
「とにかく私が大丈夫にする!」
と思っていたのかもしれません。
私なりにできることをした上で彼を迎えたつもりでした。
彼が帰ってくる前にNar-Anonミーティングにも2回参加。
でもこの時はまだ依存症、依存症の家族が陥る状況を理解できていませんでした。