２回目のリハビリ施設(Rehab)に入るまで

１回目はこちら

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今まで過去に遡って記事を書いてますが、もう今年まで追いついてきました。

前回の記事より

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アメリカに戻ってからの数日は平穏なものでした・・・、が。

ある日、別に確信があったわけでもなく、疑わしい行動をしていたわけでもなく、ふと旦那が出かける前に車をチェックしたんですね。

パイプ、ライター、薬、現金を発見。

空港で車チェックしたとき、スペアタイヤのある場所は見たんですが、実はこの時タイヤの下に隠していたんです。

私はタイヤを持ち上げてまで確認しませんでした。

発見したときは別の場所だったので、いろいろ場所うつしてる模様。

旦那は祖母の葬儀のため早めに帰国しましたが、実は帰ってすぐ薬使ってたんです。

祖母の死に向き合うのに耐えられなかったとのこと。

でもそれからもやめてなかったんです。

彼は正直に残りの現金を私に託してきました。

私はそれを財布にしまい、パイプとライターを処分。

私が発見してからやめる→Withdrawal（離脱症状）→悪魔の彼出てくる

日本に帰ったあの期間はなんだったんだろう・・・。

「なんで薬やめれないのがわかってて言ってくれなかったの？日本にいるうちに言ってくれれば日本滞在延長するとか、あたしにも選択肢があったのに。アメリカ帰ってすぐこれで、またあたしは１人で悩まないといけないの？」

とまたいろいろひどいことを言ってしまいました。

「やめれないのなら、またRehabに行ったらどう？」とも提案しました。

彼が言うには、Depression（うつ病）がよくなれば、自力でやめられると。

この時彼は友達からTMS Therapyについて勧められており、まずはDepressionを改善するのが先だと。

TMS Therapyについては以前の記事にて触れています。

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数日後、ふと気づくと彼がいない。

キッチンカウンターに置いていた私のバッグに目がとまり・・・。

財布を確認すると、旦那から預かった現金がない。

彼は私の財布から現金を抜き取ったのです。

これはさすがにショックでした。

すぐ彼に電話。

「私の財布からお金とったの？」

「あれはもともと俺のお金だった。」

「でも私に何も言わずに財布からお金とるのは盗んだのと同じじゃない。」

「ごめん。」

「何に使うの？」

「言わなくてもわかってるでしょ。俺はまたリハビリに行く。でもその前に最後にもう一回使いたい。」

そして彼はまたRehabに戻りました。

年が変わったこともあり、また有休と保険が使えたのは幸いでした。

もし無理だったらRehabという選択肢は多分なかった。

旦那の祖母が亡くなってから、私は彼のお母さんには相談していませんでした。

母方の祖母だったので、お母さんもかなり精神的にまいっていたのでとてもいえず。

でもRehabに１か月行くことになり、迷惑はかけたくなかったんですが、すべて話しました。

そして今回、1回目と違うのが、

前の奥さんと旦那の友達数人にも彼の依存症とRehabに行くことを伝えた

前の奥さんについては、私達は少し心配していました。

怒って、子供と二度と会わせない等、ひどい行動にでるんではないかと。

でもそんなことは一切なく、心配してくれていました。

みんな協力的でありがたかったです。

友達A君に今まであったことを話したんですが、何も知らなかったとのこと。

この友達と旦那はオンラインゲームもよくやってて、これを機にゲームは控えると（ゲームしながら薬もしてた）。

今回旦那はRehabに行く前にある決断をしました。

もうパソコンを使ってのオンラインゲームはやらないと。

そして、私からの打撃に耐え抜いたデスクトップを友達に譲ったのです。

最初は売るという話だったんですが、結局無償、もしくは秘密で現金をもらったかも？

とにかく彼なりの決断だったし、つらい状況下で、うれしい進歩でした。

こうして2019年1月～2月、

2度目の「1か月自宅で1人と1匹生活」を送ったのでした。