Rehab(リハビリ)1
前記事の後、すぐに施設を探し始めました。
いくつか候補を見つけ電話で問い合わせ。
最終的に費用面、場所、施設内容などで決めました。
施設には、Inpatient(施設で生活する)とOutpatient(自宅から通う)があり、今回はInpatient programです。
1か月間(程度や本人の状況によって期間は変わります)外出禁止で施設に滞在することになります。
会社も休まなくてはなりません。
ここで驚いたのが、
Rehabは保険適用(施設と保険会社によって異なります)
会社はLeave of absenceで有給休暇
会社や上司(Boss)に理由を伝える必要は一切なく、休む連絡をBossにした後はすべて保険会社と手続き
日本ではまずありえない対応ですよね!
アメリカでは個人情報ダダ洩れなのに、プライベートに関しては結構会社側は気を使うみたいです。
むやみに聞くと、社員から訴えられることもあるとか。
また、会社によってはドラッグテストが義務付けられている場合もありますが、幸か不幸か旦那の会社にはありませんでした。
このときはほんとにアメリカの社会制度に感謝しました。
旦那が行ったRehabは1か月で請求が約$50,000!!!!
仮に$1=¥100で計算したとしても500万!!
これに保険適用で実際の請求額が約$3,000。
会社の有給も100%でるのでほんとに救われました。
Child support(養育費)やMortegage(住宅ローン)等、月々の支払も結構あります。
ホテルから帰った翌日に旦那はRehabにむけて出発。
前の奥さんと子供達には、うつがひどくIntense program(うつの集中治療)を受けに行くという理由で1か月連絡が取れなくなると連絡。
車で行くと途中で逃げ出すといけないので、両親の車で彼を送り届けました。
ここでまた驚いたのが施設がものすごくきれい!!!
前はSpa施設だったのでエントランスからしておしゃれ。
屋内も吹き抜けになっていたり、プールがあったりとほんとにきれいでした。
ストレスを緩和するとかリラックスできるようになんだろうけど、なんか贅沢。
ついてすぐ簡単な健康診断と尿検査。
Deposit(前払金)の$1,250をクレジットカードで支払い、私たちは帰宅。
彼はそのあとで持ち物検査、問診、現在処方されている薬の確認、施設の説明などを受け、就寝。
次の日からDetox期間(1週間)に入ります。
その日から1か月、私は家に1人(と愛犬1匹)で暮らしました。