国際結婚による様々な悩み(文化の違い)、問題(うつ病、薬物依存症)、良かった事

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国際結婚して4年、アメリカにて日本では経験してこなかった様々な問題、悩みに直面しています。ブログで共有することで、皆さんへの情報提供と自分の気持ちの整理、励ましになればと思ってます。

信頼=橋

昨日はNar-Anonの日でした。

以前のNar-Anon紹介記事はこちら

internationalmarriage.hatenadiary.com

トピックは 'Trust' 信頼について

今私が、というか依存症の家族の方皆さんが、一番取り戻したい、そしてそれが難しいこと

 

依存症の人達は100%嘘をつきます。

1回嘘をつかれただけでも信頼を取り戻すには相当の努力が必要ですよね。

でも彼らは何回でも嘘をつきます。

信頼は人間関係(家族、婚姻、友達、恋人)の根幹

ここが揺らぐと関係を続けることすら非常に困難です。

 

依存症は病気で、病気が嘘をつかせている。

本当に厄介な病気です・・・。

しかも完治は難しい。

一生うまく付き合っていくしかない病気。

でも病気をコントロールすることは可能です。

良くたとえられるのが

Addiction 依存症は Diabetes 糖尿病のようなChronic disease 慢性疾患である

どちらも放っておくと、どんどんひどくなり、やがて死に至る可能性もあります。

ただ、病気をうまくコントロールして付き合っていくことは可能なのです。

病気を知り、向き合い、うまくつきあう方法を学ぶ。

わかっていても、実際は言葉ほど簡単ではないですよね。

 

で、昨日の皆さんの話の中で一番心に残ったのが、義母の話でした。

信頼は橋と同じ

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橋を渡って向こう側へ行きたい。

目の前の橋は、見た目も頑丈、基礎もしっかりしている。不安要素は何一つない。

その場合、安心して橋を渡ることができる。(信頼する)

もし目の前の橋が見るからにぐらつき、今にも壊れ落ちそうだったら、誰一人渡ろうとしない。(信頼しない)

では見た目とても立派で頑丈そうだったら?

大丈夫そう、と橋を渡ろうとする。

でもよく見ると基礎がぐらついている。橋を渡ればその瞬間壊れ落ちるかもしれない。

その場合、危険を冒して渡るべきではない。(信頼すべきではない)

その見た目大丈夫そうだけど、実は基礎が壊れている橋は依存症の人達と一緒。

一見大丈夫そうでも、依存症をコントロールできない限り、信頼すべきではない

ほんとにしっくりきました。

 

依存症の人達と向き合う場合、信頼と愛は別問題として考えなければいけません。

これがまた難しいんですよね・・・。

だからみんな悩んでいます。

自分を守る、自分の幸せを第一に考える。

愛する家族に「No」と言う勇気。

 

今でも、つい

「元の彼に戻ってほしい。彼ならできる。」

「これが最後のRehabになる。」

希望を大きく持ってしまうんです・・。

ほんとはまたRelapse(再発)する可能性の方が高いと思うべきなんですけどね。

 

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