Start Over
6月26日は断薬45日目(45days sober)でした。
この日は午後に依存症専門のカウンセラーとの予約が入ってました。旦那の予定は午前中NAミーティングに参加と精神科でもらった処方箋を薬局に持っていくこと。そして私がバイト終わってから一緒にカウンセリングに行くこと。
カウンセリングに向かう車の中で旦那が急に
「今日また失敗してしまった・・・。」
断薬45日目でRelapse(再発)となりました。
どうしてそうなったのか。
旦那もその時まで何もかもが順調だったと。
私もそう思ってました。
うつも良好だし、Cravings(欲求)もない。
本当なのかどうなのか、旦那の言う事を信じると、
「処方箋を出しに薬局に行った時に、そこで注射器を買ってたことを思い出した。その瞬間からもう薬以外の事は何も考えられなくなった。処方箋も出さず、注射器を買い、ドラッグディーラー(今までとは違う人)から薬を買い、パイプで吸ってその後注射した。残りの薬や道具はもうすべて捨てた。」と。
救いだったのが、告白を受けたあとにすぐカウンセリングを受けれたこと。
カウンセリング後は気持ちが落ち着きました。
先週のNar-Anonで、私は希望を持っていて、旦那がこのまま一生断薬できることを願っているとみんなの前で言ったことを思い出しました。
もちろん相当ショックでした。
でも今回は二人とも違いました。
旦那は私に隠さずにすぐに告白し、その日に家族にも話し、Rehabで知り合った仲間にも連絡をとり、その夜NAミーティングにも参加しました。
私は義母に話し、カウンセリングでも疑問に思っていたことを質問し、それがクリアになったことで落ち着いたし、旦那がNAに行っている間は友達と犬の散歩に行って話を聞いてもらいました。スポンサーにも連絡。
私達はまだ絶望してません。
お互いここからやり直せると思っています。
昨日も旦那は午前中NAミーティングに参加。夜はIOP(Intensive Outpatient Program)に参加。私はNar-Anonへ。
旦那は26日はハイになっていて、その日は一日中、夜も一睡もしませんでした。一昨日と昨日は薬のせいで汗が尋常ではありませんでした。拭いても拭いても汗がポタポタと落ちる。私が寒い寒いとブランケットを被る中でも、旦那は裸で汗がしたたり落ちるほど。
26日にカウンセラーから言われたのは、とにかくまず6ヵ月間断薬することを最優先事項にして行動をすること。
もし、薬と関連づくような恐れがあるとか、不安がある物はとりあえず6ヵ月間は控える。アルコールも控える。ミーティングかIOPどちらか、とにかく毎日参加すること。
6月27日(アメリカ時間)断薬1日目。
ここからまたスタートです。
本日6月28日(アメリカ時間)断薬2日目。
旦那は今カウンセリングに行っています。夜はIOPに参加予定。
ほんとに残りの薬捨てたのか、今日はあたしがいない間薬使ってないかとか、不安は常に付きまといます。
でも、私にはどうすることもできません。
薬を使うのもやめるのも本人です。
私はリマインダーの様に、出かける前などに
「Rehabで習ったTools思い出せる?意識が悪い方向に行きかけたら、家族、友達、カウンセラー、スポンサーに連絡を取る。メディテーションする。運動する。呼吸を整える。薬をしたら何を得て何を失うのか考える。使える手段はすべて使って、どうにかこの一番しんどい時期を乗り越えようね。」
と声をかけるようにしています。
私は今日の夜旦那がIOPに行っている間に10km走る予定です。今日はジムではなく、来週のマラソンに備えて外(公園)で走ります。
私が健康でいること、自立していることも私のためはもちろん、彼にとっても重要。
こうしてブログで起こった出来事を思い出しながら、自分のするべきことを確認するのもかなり役立っています。もちろん読んでくれる方達がいるというのもブログを書く励みになります。ありがとうございます。