国際結婚による様々な悩み(文化の違い)、問題(うつ病、薬物依存症)、良かった事

国際結婚による様々な悩み(文化の違い)、問題(うつ病、薬物依存症)、良かった事

国際結婚して4年、アメリカにて日本では経験してこなかった様々な問題、悩みに直面しています。ブログで共有することで、皆さんへの情報提供と自分の気持ちの整理、励ましになればと思ってます。

Be patient(辛抱)

離婚したいと言った翌日、旦那は会社へ。

私は夕方ジムへ行きました。

 

ジムから帰るとダイニングテーブルの上で彼は自作のパソコンを組み立ててました

「全部でいくらかかったの?」

$2600くらい。」

 

もう完全に無理だと思いました。

それなのにまた別れたくないとぶり返してくる彼。

 

そしてまた泣き始めました。

「どうしてこんなつらい思いしないといけないんだ。つらすぎる。別れたくない。」

「でも私といるとゲームできないよ。」

「どうして全部否定するんだ」

「ゲームだけはどうしても無理。もうあたしの中でゲームと薬は結びついてるから、これ以上それは見たくない。」

 

その後も別れたくないという話になって、

「別れたくないなら、そのパソコン返品してほしい。それが私の1つだけの条件。」

彼は「明日返品する」と。

 

その次の日の朝、

TMS Therapyに行くため早く起きると、旦那はパソコンを触り始めました。

最初は分解しているのかと思ったんですが、ずっと見ていると組み立ててる・・・。

「それ、パソコン分解してるの?組み立ててるの?」

「・・・・・・。」

「聞いてる?」

「もう出発しないと。」

私も車に乗込み、車中また聞きました。

「パソコン分解してるの?」

「・・・してない。」

「パソコン返品するの?」

「なんで俺の趣味を取り上げるの?パソコンは若いころからの趣味だった。これもできない、薬もできない、俺はすべて我慢しなきゃいけないの?」

「だから言ったじゃん、自分の好きなことして生きたほうがいいって。私が一番嫌なことを一番したいんだから、結局こうなるよ・・・。離婚したほうがいいってなるよ。」

 

それでも彼は離婚したくないと言いはる。

私にはなんで彼が離婚したくないのかこの時本当にわかりませんでした

私がいると息がつまる

自分のしたいことができない

私から隠れたい

なのに一緒にいたい

離婚したくない

本当にしんどかったです、このやりとり。

私だって簡単に決めたことではなかったし、相当の覚悟をしていました。

 

帰宅後旦那は会社へ。

私はスーツケースをネットで購入。そして飛行機のチケットも購入しました。

午後からはまたジムへ。

更衣室に戻ると旦那から、母がくるから戻ってきてほしいとテキストがありました。

 

自宅に戻り、3人で話し合いに。

彼は「別れたくない。パソコンもあきらめられない。」

私は「彼がゲームするのをもう見たくない、もう離婚すると決めた。チケットも購入した。」と。

 

彼のお母さんはとても聞き上手、話し上手、説得上手。

お母さんの話は筋道が通っていて、いつも納得できます。

お母さんに、お互いのことを愛してるか聞かれました。

彼はYes 私はわからないと言いました。

 

「今回いろいろな事が同時に重なりすぎている。

もう少し冷静に見たほうがいい。

結婚はお互い妥協しあうことも必要だし、お互い辛い時に思いやれないとだめ。

結婚してもう4年。二人は人生をお互いに投資しあってきたんでしょ

それを一瞬で終わらせるには早すぎると思う。

もう一度マリッジカウンセリングに通ってみたらどう?

前回は数回行っただけで終わったでしょ?

カウンセリングは最初は質問だけで、問題解決にはもっと時間がかかる。

最後にもう一度2人でカウンセリングに最低でも2か月は通ってみて。

それでもだめなら結論をだせばいい。

感情的になって離婚して、後悔するかもしれない。

でもやれることをすべてやったうえで離婚という結論がでたのであれば、後悔はしないと思う。

2人には後悔はしてほしくない。」

 

お母さんの言葉はもっともだと思いました。

航空チケットも24時間以内でキャンセル可能だったので、2人でカウンセリングを2か月受けた後で結論を出すということになりました。

 

でもここからが精神的につらかったです

家庭内別居状態。すごく居心地が悪い。

信頼関係も地に落ち、私は旦那に触られるのも嫌になっていました。

 

旦那はパソコンを自分の部屋に持っていき、この日からずっとゲームをするようになりました。

 

カウンセリングの予約も2週間後。

そのカウンセラーは地域で唯一の日本人バイリンガルカウンセラーさん。

2週間後のカウンセリングで、

「私は今予約が詰まりすぎていて、月に1回くらいしか今予約受けれません。

でも状況的に週1でのカウンセリングがいいですよね。

私は今お引き受けできませんので、知合いのカウンセラーを何人か紹介します。」

私と旦那は、なんで初めに言ってくれなかったんだろう、とすごくがっかりしました。

 

結局違うカウンセリングに3回通って、こちらも終了。

以前の記事に追記として記載してます。

internationalmarriage.hatenadiary.com

 

私は2か月はとにかくけんかをしないようにと心を無にするため、旦那とあまりかかわらないようにしました。

旦那はそれがまた気に入らない様子。

まあ、私のすることが極端というのもあるんですが、

息が詰まると言われ、無視するのかと言われ・・。

何しても私が悪者になった気分です。

 

旦那は基本自分の部屋にこもりゲーム、就寝。

寝るときはつらかったです。

旦那が遅くまで起きてると、悪い予感がして眠れない。

実際何度か音で気づいて見つけました。

 

ある時はキッチンで薬使おうとしているのを発見。

この時は家にいるのが辛すぎて、深夜1:00くらいに車で40分くらい行ったところにあるガソリンスタンドと大型店舗が併設された場所に滞在。

コーヒー買って車で日本の友達とラインで話しながら4時まで時間を潰しました。

そのあとジムでサウナに入り、シャワーを浴び、旦那の実家へ行きました。

お母さんに少し愚痴りたかったのです。

 

ほんとになんでこんな思いまでしてまだとどまってるんだろうと思いましたが、あと2か月と思いとにかく自分の毎日の生活に集中しました。

 

ある日の午後、

「仕事の後Rehabで知り合った友達に会いに行く。そのあとRefuge Recoveryのミーティング行くから。」

「わかった。」と私

その後ジムにいると

「友達(以前薬を一緒にしてた人)の家に今から行く。帰りは遅くなると思う。」

「何しに行くの?」

「ゲームしたり話したりするだけ。」

「わかった。」

胸中いろんな感情が沸き起こってました。

まず、今私たちはどうにか結婚を続けるために努力してる期間だと思ったのに、そんなときに一緒に薬やってた友達の家に行くってどういう神経?

そして、薬使いに行ったんだろうな・・・。

でも私はただ「わかった」としかいいませんでした。

結局その日は早朝TMSに行ったあとに帰宅。

その後も仕事しながらずっとゲームしてました。

 

とある日、今日一緒にジムでパーソナルトレーニング受けるか聞くと

「行く。それまでに帰る」との回答。

でも帰って来ない・・・。連絡すると

「時間までには帰れない」とテキストあり。

カードの履歴を見ると$200引き出し。

連絡するも応答なし。

私は1人でジムに行きました。

 

その数日後

「今日友達(例の)の家に行ってくる。薬はしない。早く帰るようにする。」

結局朝帰ってきました。

 

後日

「薬を使った。家に帰らず友達の家に行ってほしい?」

「家に帰ってきて」と伝えました。

 

結局薬はやめられません・・・・。

 

最悪な状態でしたが、このころ私はNar-Anonミーティングから徐々にいろんなことを学んでいました。(ミーティングの記事はまた書こうと思います)

とにかく自分のことに目を向けようと努力しました。

バイトも再開

ジム通いもほぼ毎日

Nar-Anonミーティングにも行き

土日ももし仕事があれば出るように

 

ただ、夜だけが、旦那が深夜まで起きてると眠れない・・・。

結局私はクリニックに行って薬を処方してもらいました。

もちろん依存性のないことを確認。

 

そしてこのころから旦那のお母さんも私と一緒にミーティングに参加してくれるようになりました。

ほんとうにお母さんには頭が下がります。

この年になって親に心配かけるなんて、ほんとに申し訳なさすぎる・・・。

お母さんのおかげで今も私はこうしてアメリカにいます。

 

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