国際結婚による様々な悩み(文化の違い)、問題(うつ病、薬物依存症)、良かった事

国際結婚による様々な悩み(文化の違い)、問題(うつ病、薬物依存症)、良かった事

国際結婚して4年、アメリカにて日本では経験してこなかった様々な問題、悩みに直面しています。ブログで共有することで、皆さんへの情報提供と自分の気持ちの整理、励ましになればと思ってます。

4月~Easter~現在

3月からいろいろ辛いことがありました。

 4月に入ってマリッジカウンセリングもはじまり(結局だめでしたが)

Nar-Anonも毎週行き、ジムも楽しんでます。

 

辛い状況は続いてますが、私は少し旦那との距離の置き方を学んできた気がします。

お互い歩み寄ろうと努力しています。

 

4月の中旬、旦那は薬をやめました。

そのあと金、土、日ひたすら眠り続ける。

私は食事等は作りましたが、基本旦那にかかわらないようにしました。

Withdrawalの期間、旦那がどれだけいらいらするか知っているからです。

 

月曜日の朝、旦那はかなりいらいらしていました。

「今日は家で仕事する。」

そういってソファで横になっていました。

仕事休んだらと言うと、今日はボスと電話ミーティングがあるから休めないと。

脳が働かない等ぶつぶつ言うのでそっとしておく。

 

私は午前中庭の芝刈りを始め、昼前くらいに一度車庫に戻ってみると、

車がない・・・・。

私はすぐにカードの履歴をチェック

$200引き出されてました。

旦那に電話すると、

「ミーティングの為にどうしても薬が必要だった。今から帰る。」

旦那は帰ってすぐ自分の部屋にこもりそもまま出てきませんでした。

 

私はそのあとジムへストレス発散に。

その間旦那から

「友達(例の薬一緒にやってた)の家に行く。10時までには帰る」

とテキストあり。

 

帰って旦那は今後のプランについて話したいと。

今週は仕事しないといけない

今の状態では薬をやめられない

だから毎日朝一回だけ薬使う

金曜に薬をやめる

様子みて、月曜に今日みたいなことがあったら仕事は休む

 

私は

「薬を家で使われたくないし、あなたが薬を使うことを考えたくもない。だから今週は実家に帰ってほしい。」

と伝えました。

彼は了承し、パソコン(デスクトップ)を持って実家に戻りました(実家は車で10分)。

 

その週

旦那は木曜日に友達数人(薬の友達とは別の私も知っている友達)とアベンジャーズ、エンドゲーム(公開初日)を観に行きました。

 

そして金曜日、旦那が薬をやめると言った日です。

午後私は彼を訪ねて実家へ。

彼は部屋でゲーム中。

ポケットにはパイプ。

「薬止めるんでしょ?」

「うん、今日の朝で最後にする」

「じゃあ、残りは破棄したら?」

念のため持っておく。」

念のためって・・・なんの念のため???

「やめるなら念のためなんかいらないんじゃない?」

「モカには理解できないだろうけど、たとえ使わなくても持ってるだけで安心する。お守りみたいなもの。」

 

全く理解できませんでしたが、Nar-Anonで学んだとおり、私は彼を変えることはできません。私は怒らず、そのまま1人でジムに行きました。

 

旦那に土曜の夜

「妹の家でちょっとしたパーティあるけど、来る?」

と聞かれたけど、私はバイトがあったので行けないといいました。

旦那に行くの?と聞くとわからないと。

結局行ったみたいです。それを知ったのは日曜日。

 

Easter Sundayでした。その日は旦那の家族と食事。

旦那と彼の両親が私を迎えに来て、BBQレストランにて彼の姉、妹家族と合流。

 

そこには旦那の友達も来ていました。

彼は旦那の親友で、リハビリのことも知っています。

でも、旦那は薬の話はしたがりません。

なぜならその親友は依存症を理解してないからです。

話しても結局だらしないからだとか、気持ちを強く持てみたいな話になるらしく、旦那としては遊び友達としてしか付き合えないみたいです。

 

実は私は以前彼に

「旦那は今不安定だから、少しの間朝と夜、彼にメールか電話してほしい」

とお願いしたことがあります。

その時彼には、旦那が連絡してくるならいつでも助けになるけど、彼から毎日連絡はできないベビーシッターのようなことはしたくない。と言われました。

 

それもあり、私はその友達にはもう連絡しないようにしていました。

でも旦那とはアベンジャーズ観に行ったり、オンラインゲームをしたりしています。(旦那が薬をまだやっていることは知らないんだと思います。)

 

彼を見た瞬間私の中で負の感情が起こり始めました。

そして、旦那は土曜の夜にその友達と一緒に妹さんの家に行ったことを知りました。

私の中で負の感情がどんどん大きくなっていき、もう食事を楽しめるどころではありませんでした。

 

ああ、旦那はぜったい薬使ってる。

でなきゃ友達と遊んだり、妹さんとパーティしたりなんかできない。

今日ここに普通に来れるはずない。

 

みんなが食事を楽しんでる姿をみて

私だけが旦那が薬を使ってると思ってる。

みんな知らんふりか、本当に知らないのか、普通に楽しんでる・・・。」

 

そんな風にしか考えられない自分が本当に嫌でした

一番苦しんでるのは旦那だし、彼には楽しむ時間も必要

今日はEasterで、久しぶりにみんなが集まってる。

みんなで楽しい幸せな時間を過ごせばいい

 

頭ではわかってても、実際心の中では恨めしい気持ちばかりが大きくなる。

 

そんなあたしに気づいた旦那が、

「ちょっと外に行こうか」と声をかけてくれました。

 

2人で外に出た瞬間、私は涙が一気に溢れて止まらなくなりました。

 

「ごめん、これはまったくあなたのせいではない。でも私はぜんぜんこの場を楽しめない。ごめん。」

「謝る必要はまったくないよ。家に戻る?」

「帰りたい。」

「じゃあ、モカは少し体調悪いから送ってくると伝えてくるから待ってて。」

 

車中、彼は「モカが辛い状況だというのはわかる。」と言って泣いていました。

2人で泣きながら自宅に戻り、私が大丈夫だというと彼は再びレストランに戻っていきました。

 

その夜、彼は家に戻りたいと言ってきました。

自分の家はここで、実家ではない。私とわんこちゃんと離れていたくないと。

私は、まだ気持ちが不安定で、もし旦那がいらいらしたり、私にあたってきたら耐えられないと伝えました。

彼はもしそうなりそうだったら実家に戻る、と

私は本当に戻りたいのであればパソコンは実家に残し、私の前では携帯でゲームもしないでほしいと伝えました。

旦那も了承。

 

しかし月曜彼は実家に泊まると連絡あり。

火曜日も。

ただ火曜日の夜、彼からテキストあり、写真付き。

残りの薬は処分したというコメントとパイプを砕いた画像

私は彼に

「これは今のあなたにとってすごく難しく、大変な決断だったと思う。私はあなたの事を尊敬する。教えてくれてありがとう。」

と伝えました。

 

水曜日、私たちはマリッジカウンセリングへ。

カウンセリングはダメな結果に終わったけど、その日2人はとても穏やか。

私も彼も、お互いを思いやり、どうにかここを一緒に乗り越えようと思っていました。

彼はそのあと実家に戻り、金曜に一晩戻ってきました。

 

土曜日朝、彼が熟睡している中私はジムに。

お昼に戻ってくると、彼は実家に帰っていました。

土曜の夜私は仕事で、仕事から戻ってみるとまた旦那が戻ってました。

どうしても戻りたかったと。

 

ここから今週の話です。

(ついに現在まで追いつきました!)

 

日曜、彼はまた疲れた様子でした。

月曜、病欠で一日中寝る。

火曜も病欠。バイトから帰っても寝てて、私は夕方ジムに行きました。

 

更衣室に戻ると旦那からの着信が。

テキストすると、

「今外にいて、薬を買いに行った。でもディーラーが薬を手に入れられなくて、結局買えなかった。引き出したお金もまだ持ってる。今から帰るけど、家に戻ってもいい?」と。

私も旦那も家に帰り、私はお金を預かりました。(カウンターに置いた)

 

旦那にドラッグテストを受けてほしいというと、了承。

結果はPositive(陽性)

でも旦那は否定しました。

「これはNegative(陰性)だ。」

私からはどう見てもPositiveでした。

でも否定するので、ではLabに送るからいいよと。

それで正確な判定がでるよと。

旦那は、もしPositiveでもそれは以前の薬が残ってるからだといいはります。

 

Methが尿から検出されるのは最長で6日と一般的に書いてあります。

ドラッグテストの説明書には4日。

ネットで検索すると長いものでも10日でした。

でも旦那がいう金曜の朝6:30であれば、もう11日と半日は経過しています。

それでも旦那はそれは一般的な話で例外はあると。

 

結局彼は実家に戻ると言い出しました。

出がけに彼がカウンターのお金を掴むのを目撃。

私は追いかけて彼にどうするのか聞き、彼はまた私にお金を渡しました。

私は

「あなたが今一番つらい状態なのはわかる。でも薬を買いに行ったらだめだよ。

愛してるから。」

と車に乗込む彼に伝えました。

 

でも私はすでに分かってました。

この言葉が今の彼に何の意味も持たないことを

遅かれ早かれ、彼は薬を使うとその時思ってました。

 

その夜、彼のお母さんからテキスト受信

「どこか分からないけど、彼は出かけてしまった。」

私はお金が引き出されたのを確認し、

「彼は薬を買いに行ってると思います。お金引き出したの確認したから。」

と告げました。

 

次の日、彼から連絡がありました。

「カウンセラーと相談して、Rehabに行くことに決めた

今回違う場所で今申し込みをしたところ。

まだ結果は出てないけど、決まったら3か月行く。」

 

現時点(5/3アメリカ時間)ではまだRehabは決定ではありませんが、

旦那自身で決断した事で私も家族も希望をつなぎました。

 

自分ではやめれないことを自覚している

そして彼自身がやめる努力をしている

これらは本当に依存症の治療に必要不可欠だと思います。

 

周りがどんなに治療にしむけても、本人にその気がなければ無理です。

 

いろんな不安が付きまといます。

3か月という長期で、会社を解雇になるかもしれません。

 

それでも依存症をどうにかしないと、私たちに将来は想像できないのです。

仕事はまた探すことはできます。

選り好みしなければどうにかなります。

 

ただ、依存症は今どうにかしないと将来がみえません。

逮捕されるかもしれない。

最悪命をおとすかもしれない。

今の最優先事項だと思います。

 

f:id:internationalmarriage:20190503175857j:plain

 

 

プライバシーポリシー