初期に感じたストレス
アメリカに住んで数か月経ったころ、いろいろとストレスを感じてきました。
・土足禁止にしているのにみんな土足で部屋に上がってくる
・騒音
・旦那のトイレが長い
・旦那の運転
などなど・・・
みなさん知っての通り、アメリカは基本靴はいたまま家の中で過ごしますよね。私は最初それがかなりのストレスでした。
うちは広くないし、旦那に頼んで土足禁止にしてもらったんですが、来る人来る人(旦那の友達、家族、業者の人)靴のままどんどん進んできます。
今でこそ「靴脱いでください。」と言えるようになったし、友達家族も理解してくれているので大体みんな脱いでくれるんですが、当時はなかなか口にだせなかったし、みんなが帰った後に一人で掃除してました。
でもレストランとか、公共の汚いトイレに行った靴でうちにあがってるんだぁ・・と想像するとほんとにストレスでした。
文化の違いなんだろうけど、アメリカでは子供も大人もよく地べたに座っているの見ます。本屋さん行くと普通に床に座って本読んでたりします。まあ、それで家に帰るんだから、靴脱ごうが脱ぐまいが関係ないんだろうな・・・。
旦那はよく車の整備とか物の組み立てとか自分でしたがるんですが、まあ普通に車庫や路上で寝転がったあとにソファに座ってます(しかも汗かいて濡れてるのに)。どんだけ汚れていようが、濡れていようが、車にも何も敷かず乗っています。それで結構私も旦那に小言を言ってしまうので彼もストレスためてたようです。
驚いたのが、子供達と家電ストア(Fry's)に行った時、子供達が商品を触ったり、ふざけあったりしてたのを見かねて、「買い物終わるまでここ(普通に床)に座っておとなしくしてろ!」と怒ったこと。日本じゃどんなに悪くても「床に座って待ってろ」とは言わないですよね・・・。
騒音については前回の記事を参照ください。
補足すると、住んでた賃貸は若者が多く、週末はパーティするのか、それもうるさかったです。あとは場所が1階の角部屋ですぐ外が駐車場だったこともあり、騒ぐ声や車の出入りの音がよく聞こえてきました。
ただ、旦那は絶対1階がよかったらしい。ほんとかうそかわかりませんが、「アメリカでは1階が人気、家賃も1階のほうが高い」とのこと。まあ、エレベーターないし、買い物したら大量だし、駐車場からすぐだし。
うちは引っ越しも業者に頼まずトラック借りて自分達でしました。土地有り余ってるから、駐車スペースとか心配しなくていいし、みんななんでも自分でやってます(DYI大好き国)。Home DepotやLowe'sといったホームセンターにはいろんなもの売ってます。で、みんな自家用車で大きな荷物を持って帰ってます(自家用車もピックアップトラックの大きいやつに乗ってる人多い)。
トイレの時間なんて結婚前には全然考えたことなかったんですが、本当に長い!!!!平気で1時間以上、ひどい時は仕事しながら2,3時間こもってます。まあトイレも洗面台、シャワー、バスタブ、物置と一緒になってて広いんですけど。
旦那が言うには「バスルームは俺のサンクチュアリ」「俺の父親も長かった。アメリカ人はトイレに長時間いる人多い」だそう。まあ、これが後々大問題へと発展するんですが・・・。
アメリカは高速の制限速度が70マイル(112.65キロ)ところによっては80マイル(128.75キロ)、それを多くの車が速度超過して急に車線変更しながらビュンビュン追い越して行きます。車線も高速だと4~5車線あったりして、みんな強気でウィンカー(blinker)も使わず移動してきます。
よく男の人は車乗ると人格変わると言いますが、旦那も例にもれず(というか、短気だということにそのころは気づきませんでした)。
ただでさえ交通ルールも日本とはかなり違うし、スピードも速くて怖いのに、車線変更を繰り返しながら追い越していきます。
普通ウィンカー出してる車みたら減速しませんか?それをスピードわざわざ上げて先に行こうとします。そして急に割り込まれたりするとクラクション(honk)鳴らしまくり。さらに平気で携帯を使います(時にはテキスト(携帯メール)しながら太ももでハンドル(steering wheel)を操作。
車に乗ると緊張して手汗が出てきました。
それであたしはまた小言というか、安全運転をお願いしていたんですが、ある日ついに旦那がキレて、
「いつも俺の悪いところばかり探して文句言ってきて、いいところは一つも褒めない。俺はパーフェクトな人間じゃない!!」
と言いはなち・・・そこから初めてのけんか(というか号泣へ)に発展。