アファンタジア(Aphantasia)
アファンタジア(Aphantasia)って知ってますか?
アファンタジア(Aphantasia)とは心的イメージを思い浮かべることができず、頭の中でイメージを視覚化することのできない状態を指す言葉である[1]。この症状は1880年にフランシス・ゴルトンによって最初に記述されたが、その後現在に至るまでほとんど研究されていない。エクセター大学のアダム・ゼーマン教授(Adam Zeman)が指導する研究チームが研究結果を発表した後になってようやく関心を寄せられるようになった。逆に、頭の中で鮮明にイメージを想像できる状態を「Hyperphantasia(ハイパーファンタジア)」と呼ぶ。これらの研究はまだ不十分であるが、さらなる研究の計画がある。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用
昨日旦那に
「ねえ、目をつぶった時、何かを思い浮かべることできる?写真とか映像とか。それとも目をつぶったらただ真っ黒なだけ?」
と質問されました。
私は「できるよ。例えばリンゴを思い浮かべればスーパーに陳列されているリンゴの場面とか映像が浮かぶよ。」
旦那はできないらしいです。
リンゴを想像すると、リンゴの形や色などを言葉で説明はできるけど、実際の物はあたまに浮かんでこないと。
なぜ旦那が急に聞いてきたかと言うと、昨日Redditという英語のウェブサイトで投稿を読んで、人生で初めて自分がアファンタジアだということに気づいたそう。
今までみんなそうだと思ってたらしいです。
旦那が読んだ投稿はあるカップルの話。
彼女がシナスタジア(synesthesia)
共感覚(きょうかんかく、シナスタジア、synesthesia, synæsthesia)は、ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。 英語名 synesthesia は、ギリシア語で共同を意味する接頭辞 syn- と感覚を意味する aesthesis から名づけられた。感性間知覚。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用
彼女はアルファベットや数字を思い浮かべたときそれが色付きになると。例えば 'E' は緑色。それを彼に話すと、彼がいろいろ質問してきて、それがきっかけで彼はアファンタジアだとわかったと。なぜなら彼には彼女の「思い浮かべる」が理解できなかったから。彼には目をつぶると暗闇しかみえないから。
そのRedditの投稿はこちら(英語)
こちら日本語の記事
脳って不思議ですよね。
でも自分の中の常識が常識じゃないとわかる瞬間ってなんか怖いですね。旦那にはそれが昨日訪れたようです。