南米(ペルー、ボリビア)旅行 ラパス編
マチュピチュを堪能した後はボリビアの事実上の首都ラパスへ(憲法上はスクレらしい)。
ラパスは世界一標高の高い首都。
いくつかのブログでは治安がよくないと書いてあったんですが、ケーブルカーに乗りたくて、ウユニに行く前に一泊しました。
ラパスは
中心街の標高は3600m強で、すり鉢状の地形を持つ。その高さから雲の上の町と呼ばれる。おおざっぱに言うと、すり鉢の底の部分に高所得者が、縁の部分に低所得者が住んでいる。
ウィキペディアより
日本だと高層階には高所得者が住んでそうですけどね。
ラパスは標高高すぎて上に行くほど空気薄いし住みずらいので低所得者が住むようです。なので高地はスリや強盗に要注意!もしくは一人では行っては行けないといろいろなブログにありました。
さて、ここまで(ペルー)は(タクシー、バスを除いて)結構英語でどうにかなったんですがボリビアではほとんど英語が使えません。
私のスペイン語力はほぼゼロ。
事前に数字や簡単なフレーズ、地図などをスクリーンショットで保存しておいたので、それを見せながら地名を言いながら身振り手振りで説明。質問できても向こうが何を言ってるかわからない状態でしたが、なんとかなりました。ははは・・・。
まず空港からバスでホテルの近くへ。事前にブログで調べ、このバスがサンフランシスコ広場方面に行くというのはわかっていました。ただ特にバス停があるわけでもなく、ところどころで人を拾ってはおろしみたいなかんじ・・・。運転手さんの近くに移動しつつ、スマホの地図でホテルの付近を見せてここへ行きたいとどうにか伝える。
この旅でありがたかったのはオフラインでもgoogle mapが使えたこと。事前に地図をダウンロードしておけば、ネットがなくても利用でき、GPSで現在地がわかるみたいでほんとに助かりました。
サンフランシスコ広場の近くで降りるよう言われ、そこから歩いてホテルへ。ホテルまでも地図で位置が確認できたので迷うことなく到着!
ラパスのホテルはなんと!カプセルホテルを選びました。立地も良く、料金も安い。というか、日本以外にもカプセルホテルがあるというのに驚き!
ホテルに着いた時は英語の話せないスタッフでしたが、すぐ英語のできる人を呼んでくれました。
部屋は男女兼用12人のドミトリー。その中にそれぞれのカプセルがあります。このカプセルが意外と快適!
トイレとシャワーは共用ですが、キレイで特に問題もなかったです。荷物を置く鍵付きロッカーもありました。みんな朝が早いようで結構早い時間からカプセルにこもり就寝モード。寝るときは上の人が動く時結構音がきこえたんですが、持参した耳栓をつけると気になりませんでした。
荷物を置き、身軽になったので観光へ!
- サンフランシスコ広場
- ムリリョ広場
- The Witches' Market
- ケーブルカー
まずはお腹がすいたので、メルカドを探してたどり着いたものの、青空市場で現地色が強すぎてちょっと無理だった・・・。サンフランシスコ広場のメルカドに行くべきだったのに間違えました。なのでブログで見つけた「The Writer's Coffee」へ。
ここ、イギリスのデイリーテレグラフ紙が選ぶ世界のベストコーヒー50に入ったカフェらしいです。
価格は現地価格ではなく、旅行者向けかな? ケーキとコーヒーで$10くらい。
英語の話せるスタッフもいました。
疲れた体に染み入りました。おいしかったです。
ここに行く途中、なんだか機動隊のような人達が道路を封鎖してて、私が旅行者でカフェに行きたいというのがわかると通してもらえました。
あとから理由が分かったんですが、この時ボリビアは大統領選の不正疑惑でデモなどが行われていたようです。私の旅行日程は、治安が悪化する直前だったらしく、あとから聞いてほっとしました。ウユニでもボリビアとチリは治安が悪化しているから気を付けたほうがいいと言われました。
ムリリョ広場
ここには大量のハトが!!!!
ハトにえさやってたんだと思うけどお姉さん達襲われてる!!
ハトは大量ですがきれいな広場です。
サンフランシスコ広場
The Witches' Market
ここでは魔よけのようなものを売っていました。リャマやその胎児のミイラ。
家を新築する際に家内安全祈願で家の下に埋めるらしい。
このあたりでまたデモ見ました。
ケーブルカー
ラパスにはいくつもの路線があり、これらは市民の通勤、通学などに利用されています。日本だと観光のイメージですが、ラパスでは生活の足に使われています。
ホテルの近くにも駅があり、3つのラインを乗り換えながら景色を楽しみました。
料金もさすが市民の足なだけあって片道$0.50くらい!激安です。
ただ英語はまったく通じません。
路線図を指さしながら、身振り手振りで行先、路線、往復など説明。なんとか伝わりました。乗る時も行先を間違えないよう都度係の人に駅名を言って確認。
ほんと何とかなるもんですね。
高低差があるので結構恐かったです・・。
この後一度ホテルに戻り、夜にもう一度最寄りの駅から乗りました。
結構ケーブルカー速度あるので写真だと厳しいですが、ほんと絶景でした!!!
ラパスは治安悪いと思っていましたが、実際には市内や観光地は問題ありませんでした。もちろん油断は禁物ですが、それは日本やアメリカでも言えるレベルです。私は高地には行ってません。エルアルトも駅周辺から景色を眺めただけです。事前にネットで調べて多くのブログで危険と言われる場所(泥棒市やキリキリ)には行きませんでした。でもケーブルカーだけでも大満足!安いしwww
次の日は朝4時半にはホテルを出なければならず、ホテルの人に伝えると私の分だけ4時に簡単な朝食を用意してくれました。ホントありがたかったです。
次回はウユニ編です!